【森友問題】関係した国会議員とは②(平沼赳夫氏)
財務省により公表された森友学園との交渉記録において、平沼赳夫議員(秘書)の記載がありました。
本記事は、
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平沼議員とはどのような議員なのか
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麻生大臣や安倍政権とは、どのような関係なのか
といった点について解説したいと思います。
(参考)財務省公表資料「決裁文書の書き換えの状況」P.35
【関係した国会議員とは(平沼赳夫氏)】
平沼赳夫(ひらぬまたけお)氏の基礎情報
- 創生「日本」の名誉顧問(会長は、現首相の安倍晋三氏)
- 日本会議国会議員懇談会の会長(「日本会議」の関連団体)
- 経済産業大臣、通商産業大臣、運輸大臣等を歴任
- 曾祖父は、平沼騏一郎(第35代内閣総理大臣)
出典:wikipwdia(本ブログ更新時に確認、上記画像を含む)
https://ja.wikipedia.org/wiki/平沼赳夫
【財務省との交渉の経過】
H27.1.29、平沼議員の秘書が財務省(本省)に電話をしました。 (以下、会話を要約)
(秘書)「森友学園から、貸付料が高いとの相談を受けている。なんとかならないか。」
(財務省)「そうしたことはあり得ない。」
【まとめ・感想】
創世「日本」や日本会議国会議員懇談会(日本会議系)等、安倍政権とかなり近い団体で、かつ、「名誉顧問」や「会長」等、役職もトップ級ですので、安倍政権とはかなり近い人物として考えられます。
また、森友学園の籠池理事長についても、かつて「日本会議」の会員であったことから、平沼議員とも何らかの関係があったと考えるのが妥当だと思われます。
一方、財務省の公表資料では、上記の1件しか、平沼議員は登場していませんが、財務省は、毅然とした態度で、法令に基づいた対応しかできない旨を主張しています。
また、平沼議員秘書も、特に粘っている様子もないことから、それほど本気で交渉しているようにも思えませんでした。
※あくまで一個人の見解です。
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