【森友問題】関係した国会議員とは③(鳩山邦夫氏)
今回は、
- 「鳩山議員」とは、一体どんな議員なのか?
- 森友学園や安倍政権との関わりはあるのか?
といった点について調べてみました。
【目次】
【関係した国会議員とは(鳩山邦夫氏) 】
鳩山邦夫(はとやまくにお)氏の基礎情報
- 元自民党の志公会(麻生派)に所属
- 文部大臣(宮澤内閣)、労働大臣(羽田内閣)、法務大臣(福田康夫内閣)、総務大臣(麻生内閣)を歴任
- 自民党を二度離党し、二度復党している。
- 鳩山由紀夫(第93代内閣総理大臣)の弟、母はブリヂストン創業者の石橋正二郎の長女
出典:wikipwdia(本ブログ更新時に確認)
また、2008年9月に発足した麻生内閣では総務大臣兼内閣府特命担当大臣(地方分権改革)に就任しましたが、翌2009年、日本郵政西川善文社長の進退問題を受け、辞任することとなり、自民党から離党します。
その後、自民党に復党しようとした際には、自民党内からの反発があった模様です。
なお、鳩山邦夫議員は、最終的に「無派閥」でしたので、麻生氏とは、そこまで近い関係性ではないのではないかと思われます。
【財務省の交渉記録】
H27.2.17、同議員秘書が近畿財務局を訪問しました。
当時の記録内容を要約します。
(財務局)「籠池理事長のことはご存じですか?」
(秘書)「よく存じ上げている。」「理事長は、賃料が何とかならないかと言っている。国としてできることがあれば検討していただきたい。」
(財務局)「貸付料は、国担当者でどうこうできるものではない。法律で、適正な時価(不動産鑑定評価額)によることとされている。」
(秘書)「これは、どうしようもないな。国は、よくやっていることを認識した。」
出典:
(財務省ホーページより)
【まとめ・感想】
また、財務省が同議員の陳情案件だからといって、特段、法令に反した措置を行っていることもないと思いました。
他方、鳩山邦夫議員は、自民党の離党・復党を繰り返しており、また、麻生内閣の際、総務大臣兼内閣府特命担当大臣を辞任(事実上の更迭)しており、さらに、最終的には無派閥であったことを考慮すると、「麻生財務大臣と関係性の近い議員」とは、言えないのではないかと思われます。
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※あくまで一個人の見解です。