【森友問題】これまでの流れをざっくり解説
さて、今回は、森友問題のこれまでの流れをざっくり解説していきたいと思います。
今回は、あくまで「ざっくり」ですので、詳細について知りたい方は、こちらの記事を参照してください。
【これまでのざっくりとした流れをざっくり見てみる】
- 近畿財務局が大阪航空局の余分な土地について、売却依頼を受ける
- 近畿財務局が売却情報を公開(まずは、公共性の強い団体のみ)、購入希望者を募る
- 森友学園が新小学校建設のため購入を希望
- 森友学園は、資金不足により、すぐに購入できないので、新小学校建設後、経営が安定したら購入を行うことを約束のうえ、貸付を行う
- 大阪府から新小学校の設置認可が下りる
- 森友学園、新小学校建設の工事着手
- 地中から、さらにごみが見つかる(国の事前説明よりも多い)
- 森友学園が国に対し、即座にごみを撤去するよう要請、損害賠償請求を示唆
- 即座の撤去が難しいため、売却額から撤去費用を差し引くことで落ち着く
- 近畿財務局が森友学園に売却
- 国会で話題となる
- 理財局長「記録はございません」と答弁
- 財務省、近畿財務局で文書を廃棄、改ざん
- 籠池夫妻、逮捕(補助金不定受給)
- 大阪地検、財務省職員について不起訴処分(文書改ざん、不正な売却額など)
- 籠池夫妻、懲役5年の実刑判決
【流れを見ると、分かること】
上記の経緯を踏まえ、問題点を整理すると、以下のとおりです。
(問題点とそれらの結末)
【まとめ・感想】
上記1~3は、財務省側の問題、上記4は、森友学園側の問題となっております。
財務省側については、国有地売却及び文書改ざんについては、いずれも不起訴処分となりましたが、森友学園側は、有罪判決となっており、両者の「その後」は、非常に対照的な現在を迎えております。
今後は、籠池氏の控訴審に注目していきたいと思います。
※あくまで一個人の見解です。