【中小企業診断士】用語のまとめ(企業経営論編②)
中小企業診断士試験に関する用語をまとめてみました。
複数のサイトの情報から、筆者なりに咀嚼したり、要約しています。
【中小企業診断士】用語のまとめ(企業経営論編②)
【目次】
SWOT分析
経営戦略の現状分析手法の一つ。
Strengh(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字をとったもの。
社内の強みと弱み(内部環境)と社外の機会と脅威(外部環境)により環境分析を行う。
外部環境は、ミクロ環境とマクロ環境の両面からの検討がなされる。
参考:https://liskul.com/swot-30711#SWOT-2&_ebcv=3kxCAMrX.liskul2so.1
3C分析
経営戦略の現状分析手法の一つ。
Company(カンパニー)、Customer(カスタマー)、Competitor(コンペテイター)の頭文字をとったもの。
上記から自社の強みと弱みを特定する。
参考:https://kigyotv.jp/news/3c/
ポジショニングベース型
企業の外部環境の変化への対応を重視する経営戦略のアプローチ方法の一つ。
マイケル・E・ポーターが提唱した。
外部環境の分析が重要であり、企業の収益は、ポジションによって左右される。
参考:https://mba.nucba.ac.jp/about-mba/mba-10600.html
リソースベース型
自社独自のノウハウや資源等、企業内部の資源を重視する経営戦略のアプローチ方法の一つ。
ジェイ・B・バーニーが提唱した。
模倣困難性が高いことが重要となる。
参考:https://mba.nucba.ac.jp/about-mba/mba-10600.html
VRIO分析
企業内部に存在する経営資源が保有する強みの質や競争優位性を明確にする分析手法のこと。
競争優位性の維持や強化、市場シェアの拡大、顧客満足度の上昇等の効果が得られる。
Value(経済的価値)、Rarity/Rareness(希少性)、Inimitability(模倣困難性)、Organizaition(組織能力)の頭文字をとったもの。
有形資産(製品、材料)は、経済的価値が高く、無形資産(情報、ノウハウ等)は、希少性や模倣困難性が高いことが多い。
参考:a href="https://bizhint.jp/keyword/128183
コア・コンピタンス
他社が模倣できない自社ならではの中核となる能力のこと。
ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラードによって提唱された。
「顧客に価値を提供する能力」、「競合相手に模倣されにくい能力」、「複数の商品や市場に展開できる能力」の3条件を満たした能力のこと。
例:ホンダのエンジン技術、シャープのディスプレイ技術
参考:https://bizhint.jp/keyword/54668
ケイパビリティ(Capability)
企業が全体としてもつ組織的能力のこと。または、その企業が得意とする組織的能力のこと。
リソースベース型戦力論の一つの考え方。
例:スピード、効率性、高品質
参考:https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-11766.html
情報的経営資源
企業の経営資源の一種であり、企業内外部に蓄積された情報のこと。
①日常的な事業活動を行なっていれば自然に蓄積される。
②何度使っても減らないという多重利用可能性がある。
③一度獲得されれば、消去困難である。
という性質がある。
例:企業内部に蓄積されたもの(技術、ノウハウ、知識等)、企業外部に蓄積されたもの(イメージ、ブランド等)
参考:a href="https://kotobank.jp/word/情報的経営資源-160425